Here and Now!

プリキュア・セラムン・はやブレ・極上生徒会とかに対する妄想と戯言の百合発言が多いブログ。百合に対して嫌悪感を感じる方。百合って何という方には観覧をお勧めしません。

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変化

高校卒業後



「あー今日は楽しかった!」
「そうね、久しぶりにゆっくりできたし」

 高校を卒業して以来、二人で会える回数は格段に減っていた。
亜美は大学へ進学し相変わらず、いや中学・高校の頃以上に勉学に励んでいるし、
まことは料理の専門学校に通いながらバイト、フラワーアレンジメント教室に通うなど、
お互いの夢や目標のため忙しい毎日を送っていた。

「亜美ちゃんと二人っきりでデートなんて本当久しぶりだった」
 満足そうに言うと亜美に笑顔を向ける。
「みんなとは何度か会えたけど二人っきりでお出かけはなかったわね」
 亜美はまことの笑顔を受け止めて微笑み返す。

 ―デート。
 亜美はまことが言ったその言葉をかみしめた。
前までその言葉をまことから聞いたら何故か恥ずかしくて赤面ばかりしていたように思う。
今だって照れたりすることがないわけではないけれど。

「ねぇ、まこちゃん、ちょっと寄り道しても良いかしら?」
 
--

「ここって……」
「そう、十番中学」
「懐かしいなぁ、もう卒業して三年以上か……でもどうして?」
「なんとなく……まこちゃんと二人で来たくなったの」

 まことと初めて出会ったのは中学二年の頃、それから一度転生をしてまた出会うことができた。
あの頃からまことはまっすぐで優しくて、いつも自分を励ましていてくれた。
―そして、先輩の面影を追うことに夢中だった。
あの頃、亜美はまことへの想いを自覚して戸惑い、そして臆病だったように思う。
自分の気持ちに気付かないふりをして使命と勉強のことだけを考えるべきだと言い聞かせていた。

「まこちゃん」
「ん?」
「帰りましょ?」
「え!?もう帰っちゃうの?来たばっかりだよ?」
「うん、もう在校生じゃないから勝手に中には入れないし……」
 残念だけど。と言いながら亜美はまことの手をとって歩きだした。
「あれ、今日の亜美ちゃんは何か積極的だなぁ」
「ふふっ、たまには……ね」

 中学と高校の頃は毎日会えた。今は1か月に1度会えるか会えないかの生活だ。
だけど不思議と今はこんなにまことを側で感じている。それがたまらなく嬉しかった。

「なんか不思議な感じ」
「え?」
「いや、中学の時は亜美ちゃんとこうして過ごすなんて想像してなかったから」
 繋いだ手を握り返してまことは微笑んだ。
「そうね、私もまこちゃんの先輩病を考えたら今が信じられないかもしれないわね」
「い、今は亜美ちゃん一筋だからね!」
 亜美がからかうように言うとまことは力いっぱいに言葉を返す。
「そうだといいけど……まこちゃん惚れっぽいし」
「ぐぐっ……亜美ちゃ~ん……」

--

 今日のデートの最終地点はまことの家。
 亜美のお泊りセットを置いて出かけるため出発点もここだったのだけれど。
キーホルダーのついた鍵をとりだし、まことは玄関の鍵を開けた。
「うわっ、暑っ、窓開けなくっちゃ」
 せわしく靴を脱ぐとそのまま窓へ一直線。
ガラっと開けると涼しいとは言えないが、気持ちの良い風が部屋に入ってくる。
「お邪魔します」
 靴を揃えて家にあがるといつの間にか玄関へ戻ってきたまことに抱きしめられるた。
「亜美ちゃん」
「なあに、まこちゃん?」
「あたし、すっごく嬉しいよ、今こうして亜美ちゃんと一緒にいられるの」
 抱きしめた体を離して亜美と向き合うと照れたように苦笑する。

「中学の頃はさ、何でも追いかけないといけないと思ってた。追いかけたら手に入るんじゃないかと思ったんだ、でも……」
「でも?」
「実際、追いかけていたもの、欲しかったものってあたしが気付いてなかっただけで、本当はいつも自分の側にあったんだなって」
「青い鳥、ね」
 ふふっとほほ笑む。
「あの頃と違って毎日一緒にはいれないけど、たまにちょっと寂しいけど、でも今は本当に幸せなんだ」
「まこちゃん……」
「亜美ちゃん、好き、大好き、愛してるよ」
 そっと抱きしめられて、囁かれた言葉が体中を駆け巡って心臓の鼓動がスピードをあげた。
 だけど愛しさが溢れだして亜美もまことをぎゅっと抱きしめた。
 とても心地よかった。
「私も……大好き」

「ね、まこちゃん」
「うん?」
「今、私が何を考えてるか……わかる?」
「……あたしと同じだったら嬉しいかな」
 言い終わって体を離すと亜美の肩に手を置いた。
「同じ……だと思うわ」
 そっと目を閉じると唇に温かい感触。次第に深くなるキスにつられてまことの首に腕を回す。
 もう二人に言葉はいらなかった…。
 



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ふたりの進路は何となく。
ネット見てたら麻布十番にフラワーアレンジメントの教室があるらしいことがわかって
何となくまこちゃんが通ってるかもしれないと思った。
愛してるって使うのとても照れる。でもまこちゃんなら言ってくれる。だが照れる。
もっと上手くまとまらないものか…。
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| まこ亜美 | 2009-08-13 | comments:0 | TOP↑

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